2011年3月4日金曜日

大地康雄(俳優)        ・結いの心 2

 大地康雄(俳優)            結いの心 2
自ら映画を作る「恋するトマト」 フィリピンへの旅行で挫折したいろいろな人に出会う
開拓農家出身の作家 小桧山さん 「パラグレオン」
たくましく心やさしい人魅力的な人がどうして結婚できないのだろうか→農家であるが故→この日本と言う国はおかしいんじゃないか
自給率45% あと10数年で食い物を作る人はいなくなる(現在平均年齢が65歳) 
日本の根本問題
農業をテーマにした映画ではものにならないと最初は抵抗があったが何とか協力者が現れる

農産物相手であると大変 大玉トマトはフィリピンではできない(雨多い、台風等)
6年目でトマトが出来る(品種改良、土壌改良等苦労して作る) 
6年間は映画作りはとん挫
稲の撮影も大変だった 撮影しようと思ったが冷夏のため稲が青い 
一か所だけ黄色い場所が見つかった 祈る思いであった
結いの精神 
日本に昔はあったが今はない(機械化して個別でやっている) 
人と人の繋がりが希薄になっている

フィリピンでは稲刈りだけは家族総出、近所、親戚で仕事をしている
「正雄」 農家のうまれ ヤクザ家業に走って両親を捨ててしまっていたが 農家の血がよみがえる ズボンをまくって農作業を手伝う
70年 70% 仏、独と同じ 80年60%  先進国は100%の自給率 
日本では次の世代はこのままいったらどうなるだろう

「土と太陽と水」
学生に映画を見せる→全員から感想文有、番長からも感想の手紙が来る「昔から百姓は偉いと思っていた」
先が見えている大問題 70億人から2025年 80億人  2050年には90億人になる
2025年にはどう考えても食糧不足になる 
どう考えても自国優先となり、金を積めばなんでも買えるというのは妄想 
この国はどうなるのか
自然は手を加えただけ答えてくれる