2011年4月21日木曜日

黒井千次{作家)        ・「老いを見つめる」(1)

黒井千次{作家)            ・「老いを見つめる」(1)
「時間」、「高く手を振る日」
生臭さの部分を捨てていた→もうちょっとのたうちまわってもいいのでは
「老いの形」 出版から5年たってあまり自分自身変わっていない・・・良くもあるし、悪くもある

良い→老い込んではいない。  
悪い→成熟みたいなものがあってもいい、変化があってもいい→実際あまり変わっていない。

かくあるべしではなく現状を捕まえる→失敗談見たいな事が多い
①歳をとっていることを認める(with エージング) 男性の方が多い(もっと楽に)
②歳をとっていることを認めない(アンチ エージング) 女性の方が多い(無理している)
忘れる(鍵、ガス、等)・・・外出する時の儀式
体は衰えているが、少年みたいな気持が残っている・・・非常に大事なことではないか。
やりたいことをやろうとする姿勢、気持ちのありようが大事。
行ける所まで行ってみる(その前で辞めてしまうのはつまらないのではないか)
上手な老い方というものは絶対にない・・・その人らしく老いてゆく。
老いとは特別なものではない 早急にどうすればいいか、巧い手はないかと考えすぎているのではないか。
「心を読む」というNHK講座があったが、その中に「キケロ」紀元前の人 古代ローマ哲学者
老人とはいきなり来るものではない 前からの連続の中で出てくる。
幼年期、少年期、青年期、壮年期の結果としての老年期がある。