2012年9月1日土曜日

若杉友子(野草料理教師)      ・野草から貰った元気

若杉友子(野草料理教師75歳)     野草から貰った元気  
25年間 米とみそ汁 野草を食べてきました一汁一菜  
野草料理教師として全国を回るようになりました 
江戸時代の食文化研究家 桜沢如一が提唱して海外にも広めた食養学 マクロビオティックを実践して健康な暮らしを取り戻す願いを込めて教えているものです
天ぷら 雪の下 露草 黄蘭草(医者殺しと言われた 医者いらず) 露草は腹水を取る  
春になるとヨモギを取っていた(親から教わって)   
都会の人は野草を食べた経験が無いが知ると喜んで食べる
しらすの中に野草を一緒に入れる 紫蘇とか露草を入れる  
自然の生活をしているとお金は要らない

昔は味噌、醤油を各家庭で作っていた (米、麦含め)  
夫はサラリーマンで転勤族だったが、野菜料理が多かった
手作り石鹸をやっていた 河川を汚さないように、水を汚さないように   
桜沢如一の本を見て目覚めた  マクロビオティック
桜沢さんは大正生まれの人 で江戸時代の人 石塚左玄という人から教わった
桜沢さんは頭の先からつま先まで全身が病気の様な人だった  
陰陽理論から ( この世は陰と陽から巡っている) 陽→ 収縮 身体を温める ナトリウム元素  はそういう働きをする   
陰→拡散 延伸性 身体を冷やす  カリウム元素   
食べ物には二つしかない 食べ物の陰・陽  
ナトリウムが入っているもの  米  体温を温める  塩も基礎体温をつくる  ・・・ご飯とみそ汁がいい  体温があがってくる
カリウムはいっているもの  果物  生野菜は体が冷える  
陽性  調味料 (味噌 醤油 塩・・・)米  魚         
陰性  果物  生野菜 (昔は必ず湯がいてごまあえとか 白和えとか磯辺あえとかで作った) 
パンと生野菜と果物は合うが、米と生野菜と果物は合わない  
肉はナトリウムの塊  血液が酸化してしまうので生野菜とか生ジュースとか果物が合う
日本人は農耕民族 歯が教えてくれる  
20本臼歯 8本が野菜、豆を食べる  4本犬歯 魚、貝、肉 
腸も違う  日本人は腸の長さが長い 便秘が多い    
眼、老眼に余りなっていない  耳も何ともない 足腰も痛みは無い 肩もこらない 
自然と共に生きている 朝は早く起きて 夜は早く寝る
食べ物を変える事によって血液が変わり 細胞が変わり 内臓が変わり 全身が変わる 身体が変わると考え方が変わってくる
自然に対する考えが変わってくる 春になると蕗とか気になりだす  ぬかみそ浸けがいい  
発酵食品を食べていると肌がきれいに成る
蕗の葉を潰して患部に貼ると薬草として効く 

お陰さま  勿体ない  ありがとう  この三つの言葉が基本になっている
地元の物を食べる事が大事  しんどふじ(身土は二つとない  身土不二) 郷土食は大事   若い人が興味を持って講演会に来てくれる   
子供に教えるべきことを教えないで来てしまって失敗してしまっている  
「口は極楽 腹は地獄」  食い過ぎは良くない  
贅沢が当たり前になってきてしまっていて問題
身体を動かすことによって老廃物とか毒素が外に排出される  
水と炭酸ガスになっておしっこに、汗になってでる
みそ汁は毎日飲んで医者いらず  あんばい(塩梅)はどう  
減塩 減塩というけれども肉食だから減塩が必要  

「適塩」が大事      人生は心地よく、機嫌良く、生きてるのが一番
だって楽しい所なんだものここは。地球というのは実に楽しいところ
みんな欲で生きてるから戦争が起きる時代なの
食べる欲、着る欲、住むにも飾り立てて、何か余計にないと不安がって、人の魂を喜ばせてあげる人にならなあかん
人とべたべたするんじゃなく、遠くからでもつながりを大事に、かわいがられる人に  
野草だって春になれば天の恵みで、人間が一滴の水も肥料も施さなくてもちゃんと出てくるじゃない。それも悦びでしょ
「健康にしても、みんな食歴がつくっている
病気はその人が食べてきたものの総決算」と語りかける