2012年10月12日金曜日

新川政信(人材派遣会社)    ・高齢者介護をシニア企業で

新川政信(人材派遣会社61歳)           高齢者介護をシニア企業で  
会社を興すシニア世代が増えている 人材派遣・人材紹介の会社をスタートさせた   
深刻な人手不足に陥っている高齢者介護の社会を変えようと立ち上がる
介護の世界で元気なシニアの世界を変えたいと立ち上がりました  
介護の世界で元気なシニアの労働力を生かそうと言うのが狙いです
第二の人生は社会の為に役立ちたいと、大手生命保険会社を退職し、起業に踏み切った新川さんは新しい会社を通して、介護の世界をどう変えようとしているのか
そこへ踏み出した新川さんの想いとは何かを伺いました

調査・研究をして、事業を始める前に予想ていたことと、実際に事業を始めてみるとニーズが鮮明に成ってきている事が良き方向への修正もあるが、高齢化の介護分野の人手不足はより速いスピードで押し寄せている感はある   
生命保険会社では38年の中では営業職の採用、育成に従事した  
(営業担当役員  関連会社の役員も担当)  60歳以降どうするか、考えた 
企業戦士みたいに兎に角働いてきた  
ずーっと来て次に何かやろうかと考えた時の 違う事を漠然と考えていた   
ムハマド・ユヌスさんという政治家でも無いのに社会課題を解決した  
尊敬していた  憧れでもあった

57歳ぐらいから、次の人生は 少しは社会の役にたって死のうかなと思った
ある新聞記事で2025年には100万人規模の介護の分野でヘルパーさんが不足するという記事に目が止まってしまった  
手立てが解決策が見いだせていない  
社会課題が誰も解決できないと言う事に課題意識がともり、自分でも何とか解決したいと思った 私は行動する方は速いので、調べ始めた  
同期生とか若い世代も入れて、呑みながら話しだしたりした  
調査・研究に加えて勉強も始めた(起業の為のビジネススクール)    
自分のやろうとしていることをチェックした  事業プランを磨いたりもした(修正)
いろんな角度から見るといろいろ新しいものが見えるので、それを加えて整えて行った

40名程度の処で他は20代、30代の人々だった  
若い人と一緒に飲みながら、話をしたのが良かった 
若い人達はどう思っているのか知らないと駄目
人材を供給する会社なので、免許が必要 11/17に事務所を開設した   4/1から開業した   共感登録票   介護スタッフとして働きたい  知り合いの紹介 
運営イベントのボランティアの協力   共感資本の出資  
その方に出来る事 それぞれの立場で それにご協力を頂く    
半年で350名登録して貰った  
資本はお願いはしなかった 額も言わなかった

共感も頂いて自主的に頂きました  社員は4名 
 一人は35歳の男性(ビジネススクールで一緒になった人) 前の生命保険のOB社員の女性 24歳 大手の通信機器メーカーの開発者だった 
(会社に勤めながら夜に事務所に来てホームページ作って貰ったり、手伝ってもらっているうちに前の会社を辞めた)  
皆、共感から一緒に仕事をするようになった   
志が無いと駄目 説得ではなく 自発的に思って行動していかないと駄目だと思う
介護現場に派遣される人は現在110名  10名ちょっとが介護施設、家庭に行って実稼働している  他は待機状態  (資格取得のため)
11月には30名程度になる
 
60歳以上の方々  2~3日/週 に働く   お金だけではない  
無理なく 年相応の仕事をして貰う  報酬は現役世代と比べれば5割位
初めての方が多いので戸惑いが多い  良き事も悪き事も吸収する  
シニア世代のしなやかさ  歳の功だと思う
受ける側 大半は喜んで貰えるが、もう少し重い仕事もして貰いたいという意見がある  
若い人と同じようには出来ないと説明している
会社の収支は 黒字に転化するのには1年半後をめざしている   
事業の展開については社会的起業という事でミッションありき
事業が継続できるように、展開してゆく  現在土台作りの段階  
100万人の人手不足の解消にあるので  名古屋、福島に展開する段取りをしている
現在 泊まり込みの状態 事業を何とか社会の為にと思っているので、中途半端にはなりたくないので 24時間 (理屈だけで律することはできないので)
頑張っている  想いですかね