2012年11月11日日曜日

樋口久子(元プロゴルファー)     ・時代を作った女たち

樋口久子(元プロゴルファー)             時代を作った女たち  
1945年 埼玉県川越市で生まれ 1968年~始まった日本女子プロゴルフ選手権に優勝 
それ以降も勝ち続け、アメリカ女子ゴルフ選手権にも参加
1977年に全米プロゴルフ選手権に優勝、 
日本で69勝 海外で3勝 と言う大記録を打ち立てました 
1997年から14年間日本女子プロゴルフ協会の会長を務め、協会の改革や若手ゴルファーの育成に努めてきました    

若い子が大勢出てくるようになった 今の子は可愛いと言われる  
若年からプレーする人が増えた  私は高校の1年でゴルフを始めた
姉の勧めでプロへと進んだ   
陸上競技の選手  中学校の時に80mハードルとハイジャンプをやっていた 
放送陸上とかNHK杯 県体などに出ていた
高校は東京の学校に通学 東京に引っ越して姉の勤めているゴルフ場でゴルフをやる様になった  
高校を卒業するときに、姉にゴルフをやるように勧められる  
協会も無かった時代 女性用のクラブもない時代  女性のゴルファーは少なかった
1963年に中村寅吉に弟子入りした   川越カントリークラブの社長も中村さんはしていた  
兄弟が多かった 8人 親からは特に何も言われなかった
両親はスポーツには関心が無かった  父親は明治生まれなので厳しかった、怖かった  
母はお針の先生をしていた
腹を立てると、自分が結局損をする と母親から言われた
(そのほかいろいろなことを母親から教わった)   
心のベースを母親から作って貰ったと思っている

父親は53歳で脳溢血で亡くなった  母親の言葉から不安が解消された事が多くあった
中村寅吉さんからのおしえ  忘れないうちに沢山打つ事を心がけた
(不器用だったし、真面目に対応していたので)
練習場勤務だったのでキャディーをしたことは無い  
アメリカのキャディーは本当にプロフェッショナル  アメリカは1人に対して1人のキャディーが付いていた  優勝は10%  とか契約していた
スタートの1時間前にはピンの位置、風向き等アメリカのキャディーは理解している

1967年に女子プロゴルフ協会が出来る  第1回のプロのテストをした 私は73でトップだった  
今日は全員を通すと言って全員が受かった
1968年から女子オープンをスタートした  第1回の優勝を飾った  
当時はプロを教えるプロはいなかった  私の場合は常に先生から教えて貰った
(非常に良い環境)
勝つのは当たり前と周りからはみられていた(のびのびとプレイはできなかった) 
ゴルフは自分の精神面でプレイが左右される   
常に自分の中の戦い  常に練習して自信を付ける
ボールを見つめる事が大事  打ってからボールをみることが必要   
パットで手が動かなく事がある(高麗、ベントで振りが判らなくなり、打てなくなる)
30勝すると永久シードを貰える 現在まで6人いる