2012年11月26日月曜日

天野祐吉            ・隠居大学(井上史雄)


 天野祐吉                                      隠居大学(井上史雄)  
言語学 東京外語大学名誉教授  
江戸の隠居の道楽は 園芸 釣り お稽古ごと 
究極の道楽は研究とか学問 奥が深くて一番面白い事
言葉の研究 家でも学べる 方言も面白い分野  (伊能忠敬 4000万歩、歩いた)  
私も日本全国 を歩いた
共通語と標準語は違う 共通語は皆に共通すればいい  標準語は統一する  
今の若い人は共通語は使えるが、方言は使えなくなった

方言には臭い、体温がある  
ぎすぎすしてきたのは方言が無くなったことも有りうる  
明治 会津、薩摩では言葉が通じないので 共通語を必要として展開した
「けー」(食べますか)  「くー」(食べます) 「こ」(食べよう 来よう)  
関西は言葉が長くなる 丁寧に成るほど長くなる傾向がある
江戸の敬語は貧弱であり、関西の言葉を取り入れている 
書かないの反対語は書きません(之は関西の言葉を取り入れている)
語感を大切にする必要があると思うが  携帯メール 文字だけになった 

江戸は音の街 東京は文字の街  目の文化になってきている 
ぶぶずけ  お菓子が出た時に何度言ったら手を出すか調査  
京都(5回、一人は絶対てを出さない) 日本の東西の端(1回)  東京(1回か2回)
強情 日本の東西のはずれにおおい(肥後もっかす、津軽じょっぱり)    
秋田では えふりこき (良い振りをする 見栄を張る)  
方言ドラマ おはなはんから始まる この流れは続くと思う  
正岡子規の資料館を伊予弁を使おうという風に提案したが、実際には喋れる人がいなくて現在頓挫している