2013年12月29日日曜日

五木寛之           ・歌の旅人(福井県)

五木寛之       歌の旅人(福井県)
福井は地味な感じがするが見どころ満載 歴史もあり 人脈、食べ物名物も多い。
宗教心が深い。
吉崎御坊  、比叡山延暦寺などの迫害を受けて京から逃れた本願寺第8世法主蓮如が、本願寺系浄土真宗の北陸における布教拠点として越前吉崎にある北潟湖畔の吉崎山の頂に建立した。
蓮如 本願寺中興の祖 全国に教宣する。 南無阿弥陀仏と言うようになったのは蓮如の働き
全国からいろんな人たちが吉崎に集まってきた。 各地の門徒が泊る。(たや) 
名残の遺跡があるが当時は想像もつかないほどの賑わいだった。
高村光太郎の父の作った蓮如の像がある。
軍部が戦争で像を取り壊して持っていこうとしたが、村人達が取り囲んでそれを阻止したという話がある。
永平寺 10万坪と言われる、別世界  
道元 俗世間にかかわるのが嫌で自分の修行の場を作った。
現在も170人の修行僧が永平寺で学んでいる。

「私が生まれて育ったところ」  野路由紀子 歌
越前、若狭の国  湿度が高くて吉崎に蓮如が大津の方から来ていたんだが、京都に帰る。
一向一揆
住んでいる人の幸福度が上位、家族の結束が固い地域。   織物が盛んな地域だった。
県民気質 気は強いけど、負けず嫌いで辛抱強くて、がんばる。
寺院の7~8割が真宗 
以前は釜にお茶を煮立てて、自分の茶碗を持ってきてそのお茶を飲みながら、漬物をつまみ、宗教の事を話していたという風習があったそうです。

高石ともや ナターシャセブン  「思い出の赤いヤッケ」

三国は大きな港で北前船が停泊する場所だった。 花町として栄えた。 
哥川(かせん)という才能のある遊女いた。 俳人で 加賀野千代女と並ぶぐらい有名だった人。
三国は当時は栄華をきわめた街だが、現在は落ちついた街になっている。
カニは子供のおやつとして食べられてもいた。 たくさん取れていた。
橘 曙覧(あけみ) 「楽しみは」という和歌を読んでいる
「楽しみはまれにうおにて こらみながうましうましと いいてくうとき」
最古の木造天守閣 丸岡城

「東尋坊」 水森かおり 歌

高見順 水上勉 加古里子(さとし)、津村節子、藤田宜永 、岩崎ちひろ、舞城王太郎
俳人 荒川洋治 俵万智  映画監督吉田喜重  久里洋二 花菱あちゃこ 宇野重吉 
地球物理学者竹内均  理論物理学者南部陽一郎  フランス文学者桑原武夫  
漢文学者白川静
新しい時代を作ってきた方が多い。
反権力の姿勢を貫き通した人がたくさんいらっしゃる。

「振り向けば日本海」 五木ひろし 歌   五木寛之作詞    
中野重治  「五勺の酒」の言葉を二番に入れてある。
眼鏡は90%が作られている。さかえ   
小浜市 塗り箸 お寺がたくさんある。(海のある奈良)  こちら側が表日本の時代があった。
京都に近い為京都の文化と融合している部分がある。